昨年の書籍売り上げ動向
2022年の書籍売り上げ動向については、以下のように分析します。
2022年の紙と電子を合算した出版市場は、
前年比3.6%増の1兆6,742億円と3年連続のプラスでした。
電子出版が18.6%増、紙の書籍も2.1%増と15年ぶりにプラスに転じています。
出版大手5社の売上高は、集英社が1,951億円で首位、講談社が1,707億円で2位、
KADOKAWAが1,282億円で3位となっています。
2022年上半期(1月から6月累計)の出版市場は8,334億円で、
前年同期比3.5%減でした。
2021年はコロナによる巣ごもり需要が追い風となり、
電子・紙のいずれの出版物も好調に推移しています。
以上が、2022年の書籍売り上げ動向に関する概要です。