「冷たい社会を優しい社会に変える」
10歳でそう決意した泉房穂は、48歳で明石市長になる。
しかし、彼を待っていたのは、利権渦巻く政治闘争の渦だった。
議会、政党、宗教団体、市役所職員、マスコミ……
周囲は敵だらけの四面楚歌。
権力闘争に勝ち抜く「秘策」は何だったのか?
「日本一の子育て政策」を実現した改革市長の「ケンカの技法」を初めて明かす。
故郷に対する愛と憎しみの果てに、冷たい社会を優しい社会へ変える激しい政治闘争を繰り広げてきた男の「闘いの記録」がここにある。
政治ジャーナリスト・鮫島浩が聞き手となって、
泉房穂が12年間に見聞きした日本の政治の裏側を赤裸々に語る一冊。