昨年のスポーツ関連グッズの売り上げ動向概要
2022年のスポーツ関連グッズの売り上げ動向については、
矢野経済研究所の調査によると、以下のような結果が出ています。
2021年のスポーツ用品国内出荷金額は前年比110.7%の1兆5,504億7,000万円で、
新型コロナウイルス感染拡大による反動増で2ケタのプラス成長となったが、
コロナ禍前の2019年出荷実績には届かなかった。
2022年のスポーツ用品国内出荷金額は前年比104.7%の1兆6,226億7,000万円と2年連続でプラス成長を予測するが、
新型コロナウイルス感染の再拡大やサプライチェーン正常化の遅れ、
原材料価格の高騰などが下振れ要因となる可能性がある。
スポーツ用品分野別では、感染リスクが低いとされるゴルフやアウトドア、
釣り、サイクルスポーツといったアクティビティに注目が集まり、
エントリー層の増加によって市場を牽引した。
一方で、多くのスポーツ用品がコロナ禍前の水準には回復していない。
以上が2022年のスポーツ関連グッズの売り上げ動向の概要です。